酷薄な状況の中で、最後まで鋭敏な魂と明晰な知性を失うまいと努め、祖国と愛する者の未来を憂いながら死んでいった学徒兵たち。
一九四九年の刊行以来、無数の読者の心をとらえ続けてきた戦没学生たちの手記を、戦後五○年を機にあらためて原点に立ちかえって見直し、新しい世代に読みつがれていく決定版として刊行する。
戦局が破滅的様相を呈し始めた1943年12月、学業を中断されて戦地に向かった学生たちが、死と直面しつつ思索を重ねて遺した手記。
本書は63年に『戦没学生の遺書に見る 15年戦争』の表題で刊行されたもの(のち『第二集 きけ わだつみのこえ』と改題)。
長く読み継がれることを願い、学徒出陣60年を期して新たに校訂し直した新版 時は元禄、関ヶ原から九十一年、大坂夏の陣から七十六年…戦国の気風など今は昔。
“絢爛豪華”や“軽佻浮薄”などの四字熟語がよく似合う時代――それが元禄。
天下太平の世を謳歌した、元禄時代のサラリーマン武士・朝日文左衛門の、恋に遊びに夢中に生きた生涯を描く、青春時代劇の決定版!石川五右衛門の末裔、はま乃と真砂の女盗賊姉妹が大活躍。
仕事請負人が持ってきた今度の“お遊び”は、江戸城大奥から犬を盗み出すこと。
華麗な手口で「お犬様」を盗み出し、江戸市内中大騒ぎに…!! 篠原とおると壮野睦の最強コンビで描く、時代劇エンターテインメント!江戸時代から今日に至るまで、笑いの芸術として私たちの生活を楽しませ、庶民的共感に支えられてきた落語も、社会的生活の変化の中で歴史と伝統をいかに継承するのか、様々の試みがなされている。
本書は、落語をより親しみ深く味わうために約500余篇の落語に登場する290余名の実在人物と780余名の架空人名を取り上げ、それぞれに短い解説、逸話を付し、更に今日分りにくい風俗、習慣等を解説、演題を添え収録した画期的事典であり、落語愛好家必読の書として編まれた。
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